「ババンババンバンバンパイア」鑑賞しました!

鑑賞した映画の感想
(ネタバレになる可能性が高いので、未鑑賞の方は充分ご注意ください)
 450歳のバンパイア、森蘭丸はある日死にかけていたところ銭湯の一人息子李仁と出会い、たちまち恋に落ちます。李仁が18歳になったらその童貞純潔な血をいただくため、必死に銭湯で働き李仁を見守る毎日を送ります。そんな李仁が15歳になり高校入学となるのですが、同級生の葵に一目ぼれしてしまい、李仁と葵の仲を裂こうと蘭丸は葵のもとを訪れます。しかし、葵は根っからのバンパイアおたくで、蘭丸にぞっこん惚れ込んでしまいます。葵の兄のフランケン、蘭丸を狙うバンパイアハンターの坂本など数々のキャラクターが入り乱れてカオス状態となる中、蘭丸を徹底的に苦しめようと付け狙う兄の森長可が現れ、事態は急変…、といった感じのストーリーです。
 登場人物が多種多彩でかなりややこしいかなと思いきや、キャラクター設定がしっかりしていてまとまり感がありました。ただのドタバタラブコメディーではなく、人物の歴史背景(蘭丸と長可、信長との関係)も描かれていて、物語に厚みを持たせているように感じました。
 特筆したいのは、主演の吉沢亮さんですが、話題のあの映画よりもこの作品の方が吉沢さんの魅力を引き立てているように思える点です。ご本人も楽しそうで肩の力が抜けて伸び伸びしているように見えるのは私だけでしょうか?

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