「バレリーナ The World of John Wick」鑑賞しました!

鑑賞した映画の感想
(ネタバレの可能性がありますので、未鑑賞の方は充分ご注意ください。)
 幼い頃父親を殺されたイヴは秘密組織ルスカ・ロマに匿われ、バレエと殺人のスキルを習得します。殺し屋として様々なミッションをこなしながら、あるとき殺しの標的が謎の暗殺教団Xから娘を逃がそうとする父親であったことから自己の父親の仇がその暗殺教団Xであることを突き止めます。数々の困難を経てXの根拠地にたどり着いたイヴは、そこである衝撃的な事実を知るのですが… という感じのストーリーです。
 ジョン・ウィックシリーズのスピンオフ作品として美しくて強いヒロインの姿は、やはりとても絵になるなと思いました。殺し屋達の掟の厳しさはかなりのもので、掟に逆らった者が容赦なく慘殺されるシーンはこのシリーズならではと思います。その反面、イヴの復讐のために結果的には暗殺教団Xとの全面戦争になることを許容しているように見えるルスカ・ロマのディレクターやXの主催との交渉に赴くと見せかけてイヴを手助けするジョンの行動に、人間的な温かさを見た気がしたのは自分だけでしょうか?
 この作品のヒロインのアナ・デ・アルマスさんといい「ゴーストキラー」の高石あかりさんといい、かわいらしい感じの女優さんがバイオレンス・アクションに出演すると、より感情移入するせいか、鑑賞後のすっきり感が格別で、今後も洋邦問わずこの手の作品が量産されることを期待します。

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